1. 基礎理論から応用実務まで、バランスのとれたカリキュラム
公法、民事法、刑事法といった基本的な科目については、1年生から3年生にかけて、基礎から応用(実践)まで丁寧かつ多角的に鍛え上げるカリキュラム構成をとっています。
各科目は、わが国の法律学をリードする優れた教授陣が担当します。研究者教員は、いずれも優れた研究業績をあげているとともに、法科大学院教育にも熱心に取組んでいます。実務家教員は、第一線で活躍する錚々たるメンバーが揃っており、皆さんが目指すべき実務家の在り方をまさに身をもって教授します。
2. 法学未修者教育の充実
入学前事前学習プログラムを始めとし、初学者が学びやすい基礎科目・導入科目の開設や、学習の進展を見守る担任制度・担任補佐制度等、未修者教育の充実に力を入れています。
3. 国際関係と環境‐特色あるプログラム
国際関係法系科目および環境法系科目の開設数は、国内有数の豊富さを誇っています。
国際関係法系では、ますます重要性が高まる国際舞台での活躍を目指す人のために、国際私法系、国際公法系それぞれに多彩な科目を設けています。
環境法系では、理論から実務にわたって多数の科目が展開されており、体系的な学びを実現する、国内法科大学院で唯一の環境法政策プログラムがあります。また、第一線で活躍する専門家を招いた定期的なセミナーなど、最先端の環境法政策に触れる機会を正課外でも提供しています。
4. 多様な実務系科目の履修が可能
法曹の現場を体感する、多様な実務系科目の履修が可能です。
・エクスターンシップ:法律事務所、官公庁、企業等で、法律家の仕事について実務研修を行います。
・リーガルクリニック:実務家教員の指導の下、実務家教員と共に一般の方々の法律相談に応じます。
・国際仲裁・ADR:国際ビジネスを題材とした英文契約書を含む問題(事例)を用い、「模擬調停」「模擬仲裁」「予防法務的観点からの経営陣へのアドバイス」を実践的に体験する科目です。日本有数の法律事務所である長島・大野・常松法律事務所から、例年20名超の弁護士の先生方のご協力を得て実施しています。
・ネゴシエイション・ロイヤリング:法曹界、企業、官公庁等、いずれで働く際にも必要となる交渉について、ロールプレイをふんだんに取り入れ、より良い交渉を行うために最低限知っておくべき理論とスキルを学びます。
5. キャンパスの立地と学習環境
法科大学院のキャンパスは、JR四ツ谷駅から徒歩約5分という抜群の立地にあります。法科大学院の教室、自習室、図書室は、全て2号館の2階に位置しており、移動による時間のロスがありません。また、2号館の上層階には教員の研究室があり、オフィスアワー等を利用して気軽に質問・相談をしやすい環境となっています。
6. ひとりひとりに合った学習サポート
正課外でも、学生のみなさんの学習を支援する体制を整えています。
・担任教員・担任補佐(本学修了生弁護士)が、学習相談やアドバイスを行います。
本学は学生数に対して教員数が多く、教員と学生間の距離が近いために質問・相談がしやすい環境です。
・チューター(本学修了生弁護士)が自主ゼミ支援や、実力を伸ばすための様々なオープンゼミを実施しています。
・司法試験合格者によるゼミや勉強会を実施しています。
上記の他に、修了後にも利用可能なサポート制度等を設けています。
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7. 学費負担軽減のための奨学金制度
上智大学独自の給付型奨学金、その中でも法科大学院生のみを対象とした給付型奨学金、日本学生支援機構の貸与型奨学金等、学費軽減のための様々な奨学金制度を設け、学生のみなさんの学費負担軽減に努めています。
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